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第239回 根本原因に近づけるか?

根本原因に近づけるか?

■今日のフィードバック

アナタは、考察が苦手ではないですか?

まぁ、この質問に「いいえ」とか「得意です」とか答えられる方は少ないでしょう。

でも、実際には苦手と思ってしまっているだけで、型とかやり方を曖昧にしてしまっているからではないでしょうか?

また、実は考察の仕方ってことを学校ではしっかり教えてはくれないんですよね。

だ~か~ら、実習で色々言われてしまうんですよね。

「考察になってないよ」とか「考察がたりないよね」とかね。

さて、では何故そういわれてしまうのでしょう?

っと、いえいえ、何故? としてしまうと個人や自己の内部にその原因を見出そうとしてしまいますからね。

何が原因なのかを考えてみましょう。


■重要なキーワード

そう、この「何が原因なのか」という考え方――実は「何故」と言葉を少しだけ変えてみただけでしかないんですよね。

でも、人が持ってしまう印象と言うものは不思議ですね。

「何故」というものを一つ見つけるとそれが即、主要な問題点と思ってしまい、それを解決すればどうにかなると思ってしまうんですね。

でも、実際には問題点は大きなものでしかなく、その問題点に対しても「何故?」を繰り返していく事が大切なんです。

そうすることで、ようやく「何が本当の原因なのか?」というところに到達できるんですね。

そう――「根本原因」ってやつです。

よく考えてみてくださいよ。

アナタがしている考察と呼んでいるもの――表面的な問題点に対してのとりあえずの対策になっていませんか?

物事を考えていく順番が、原因があって対策を考えたのではなく、手段があってそれにあわせた問題点を当てはめただけないなっていませんか?

この違いについてを十二分に考えてほしいと思っております。


■ノウハウをちょっと

とはいえ「じゃぁどう考えたらいいのさ!」と言われてしまいますからね。

何度か話題に出していますが、一番簡単で難しいものをお話します。

えぇ、もう、何度でも話しますよ。


「何故は五回繰り返せ!」です。


アナタは中学校くらいで因数分解とかを習いましたよね。

ええ、数学ですよ。

日常生活では全く意味ないじゃん! とか僕も当時は文句を言ってましたよ。

でも、あれって、数学としてものを見てはいけないんですよ。

論理の展開をするきっかけ、考え方としてみてみると、今こそ勉強しておいて良かったと思えるはずです。

ある問題というものは、それを構成する要素や原因が混在した形になっています。

それを、小さく考える為に一つ一つの要素に分ける。更にその要素を構成している原因にあたるものまで分解する。そして様々でてきた原因のなかに、最も重要で大きなものがあります。それが根本原因。

さあ、それをしていくためにすることが、何故を五回繰り返すという事なんです。

何故? と考えてでてきた事に対して、何故? と考える。

その時によく学生さんがやってしまうのが、小さく考えるべきなのに、大きく考えてしまうという事。

小さくする事を念頭に、何故を繰り返してみましょうね。


面倒くさいと思えるほど、自分に都合の悪い考察がぽこぽこ生まれてくるはずですよ♪



「作業療法塾塾長」齋藤 信
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