【作業療法塾】塾長の日常や医療に対する想い、文献の紹介をします。

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目標は変わり続ける!

 療法士.comさんからのお題でございます。

 療法士になって目標が変わりましたか……。

 変わりましたね。

 何度も、何度も。

 目標って、変化し続けていくものだと思っている部分もありますし。


 最終的な到達地点、目的地は変わっていないんですけどね。

 いや、違うか。

 臨床二年半目に変わったんですよね。

 目的地が。

 それまでは、月並みですけど、自分自身が生きてきた経験を患者さんに還元したい、患者さんの為になる事をしたいと思っていました。

 でも、そういう気持ちだけではどうにもならないということに気付かされたんですよね。

 そして、折れましたね。

 心がポッキリと。

 あの時、母校の教官に紹介されて半年間修行させてもらった老健の作業療法士に出会っていなければ、作業療法士を辞めていました。

 実際、半年という、そこで修行させてもらっている間、辞めるか辞めないかでユラユラしていましたから。

 そして地べたを這いずり回るような、泥水を舐めながらの生活のなかで、本当にやりたいことが作業療法士のお仕事だって気付いたんですよね。

 で、同時に思ったのが、同じような失敗を他の人にもして欲しくないな、という思いでした。
 でも、それは今だから『あの時』と言えるのであって、当時は『自分で病院作ってやる!』って本気で思ってました。

 診療報酬や、ノルマに縛られない、収入源を別に持つ完全無料の医療サービスを提供する病院。

 なんて夢物語。

 でも、それを実現させようと経営やマネジメントを勉強しましたけどね。

 それが不思議なことに、今の職場にきて本格的にマネジメントを学ぶことになり、病院内におけるマネジメントのファシリテーターにおさまっているんだから人生わかりませんね。

 それもあって、ようやく当時の自分の視点の甘さに気付き、そういったマネジメントの視点をもっとはやくに知っておくべきではないかと思うようになったんですよね。

 それが、作業療法塾の原点。

 そして、変わり続ける医療業界のなかにあって、学生さんや新人作業療法士にスポットを当てて、エンプロイヤビリティー(自分自身の雇用を確保する能力)をもてるよう促していくことを目的として、メルマガを発行したり。

 学生さんのうちに、経営やマネジメントの視点を持ってもらうために、やんわりと盛り込んでみた本を執筆してみたり。

 色々、やっちゃってるなぁ。

 でも、結局は到達地点は患者さんのために、なんですね。

 今、気付きました。

 それに到達する下位目標として、後続を育てる、また育つきっかけを作っていくことが自分のなかに形成されたのかも。


 多分、そんなことだと思う今日この頃。


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