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2010年12月アーカイブ

第265回 目標をより具体的に

目標をより具体的に
■今日のフィードバック
節目の時期にするべきこと、もうアナタはわかっていますよね。

そう、目標の再設定。

そしてそのために必要なことは、目標の到達具合を評価すること――ですよね。

おやおやぁ? まさか、この期に及んで何も考えていない、考えられないなんて云いませんよね。

ふむ、まぁ、仕方ない。

確かに、目標は設定したそのときがキモですからね。

出だしであやふやなものであったとしたら、評価のしようがありませんものね。

ということで、まずは復習。

SMARTの原則を思い出してください。

目標設定の大原則です。(塾テキスト p124 参照)

この原則に沿って設定するだけで、まずは大丈夫です。

早速、実践です!


■重要なキーワード
うん、実践とはいったものの、ここの場でテキストと同じ内容を話しても仕方ない。

今回のタイトルにつけたとおり、より具体的に考えるためにはどうしましょう、というお話をしますか。

そもそもが、目標を設定するには「なりたい自分」や「ありたい自分」があるからですよね。

いわば、目的の部分です。

どうでしょう?

目標を設定する前に、アナタは何の為にそれをするのか、という「何故」を十分に考えたのでしょうか?

目先の何かをこなし続ける。確かにそうですし、はじめの一歩としてはいいでしょう。

ですが、それだけでは足りない。そのままでは信念がよく見えてこないんです。

本当に、それをしたいのですか?

一つのものを達成したとき、その達成した内容はいったい何につながっているのですか?

って、あれれ?

もしかして、僕が質問している内容って、アナタが目標だと思っている内容のことではないかと思い始めてきました。

だって、ゴールはここ、といったように漠然とした到達地点を示すのは目的ですよね。

だとすれば、因数分解が足りないということになりませんか?


■ノウハウをちょっと
因数分解――数学で習いましたよね。

でも、毎日の日常生活ではそんな計算をすることはまずありません。

でも、でも、物事を分析するということに視点をむけてみれば、この因数分解という考え方は非常に有用だということに気付けるはずです。

何度も話題にだしていることの繰り返しですが、物事は小さく考えることが必要です。

ですので、まず「何故」をはっきりさせたら、そのために何が必要かをリストアップする。そして、個別の必要な要素の大きさと優先順位をつけて並び替える。次に、ようやくSMARTの原則にあわせて具体的に考えてみる。

って感じでいかがでしょう?

今度こそ、より具体的な目標設定をして、達成してみましょうね。



「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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療法士として生き残るためには何が必要ですか?

「療法士として生き残るためには何が必要ですか?」

またもやお題日記で御座います。

おぉっ! コレはっ!

って思いましたよ、えぇ。

だって、僕が5年以上前から毎週発行しているメルマガのタイトルそのままじゃないですか。

そう、「OTサバイバー」です。

そもそも、このメルマガをはじめるに至った経緯を簡単に話せば、作業療法士が作業療法だけを勉強していては足りない。――そう思ったからです。

あ、結論だけ先に言ってしまってるので、もう聞きたくない人が回れ右したそうにしてる?
まぁ、もう少し我慢してくださいよ。

キッカケは、切磋琢磨物語の方向性でも少ししていましたが、マネジメントとの出会いでした。

あと、学生指導を始めた事もそうです。

モノやヒトをマネジメントするという事に対してあまりに無知だったことを、臨床に出て気付いたんです。

学校では教えてくれないこと――それがマネジメントでした。
正確には、患者さんをマネジメントするという部分では学びましたが、患者さんにだけ目を向けているが為に、知識が偏ってしまいがちなのが専門職の悪いところと気付いたとも言えます。表現はさておきですが。

さて、ここまでの話で、僕が療法士として生き残るために必要なことは「マネジメント」と言いたいのでは? と思ったかとおもいますがさにあらず。

僕が思っているのは、作業療法士が作業療法だけを勉強していては足りないというところです。

つまり、生き残るためには、一芸にだけ秀でるのではなく、秀でたところを山の頂上とするなら、その裾野にあたる部分をも関連させて学ぶ事で、汎用性が出てくると考えています。

世の生物の淘汰を見ても、汎用性のない生物が消えていく運命にあるわけですからね。

う~ん……

専門家とは思えない発言かも。

いや、そもそも、今時の人達って、真の意味で専門家たり得る療法士なのかしら……


とか、水面に石を投げつつ筆を置いてしまったり。

 

 

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第264回 変化することを恐れない

変化することを恐れない
■今日のフィードバック
安定した状態って、心地いいですよね。

特に、日常の生活パターンや、仕事の手順なんかがそうですよね。

今まで上手くいっているやり方ってものがありますものね。

とは言え、いつまでもそれが通用するかといえばそうでもありませんよね。

いつかは、そこに留まっているだけでは足りないという状況が訪れることでしょう。

どうです? アナタは変わることができますか?



■重要なキーワード
うん、まぁ、僕は別に空が落ちてくるとか、火星人がやってくるとかいう、古典的な恐怖心を煽るがごときことをしているわけではないんです。

ただでさえ、僕らの業界は急激な変化は訪れませんからね。

でも、だからといって、そのための心構えを全くしていないのでは拙いです。

安定して仕事――業務ができるということは、その先を考える余裕をつくる事につながりはしませんか?

確かに、安定しているとはいえ、忙しいでしょう。

医療業界、非営利的思想がありますから、そもそも、お金が無い。

人員もギリギリ業務がまわる程度。

そんな臨床現場は少なくないはずです。

でも、だからこそ、安定しているからわざわざ忙しくする必要は無い、という考え方は、さて、いかがなものでしょう?

実は、安定している時にこそ、その業務に疑問を持つべきではないでしょうか?

安定していることが、イコール良質の業務ではない場合が往々としてあるものです。

さて、はたして今の業務はそれでいいのでしょうか?


■ノウハウをちょっと
そうやって、常に今のアナタ自身の仕事や業務に疑問を持ち続けることが今回のポイントでもあります。

安定すると、そこに留まろうとする力が働くものです。

良いものは残す、悪いものは変える、とはいったものの、良い悪いを評価する、疑問に思う視点が欠けていたら問題です。

欠けてはいないのでしょうが、蓋をしがちです。

どうです? 振り返ってみてください。

蓋をしてしまったこと、あるのではないですか?

そうしているうちに、本当に変わらなければならないタイミングどころか、変わることにすら気付けないままになってしまいますよ。

悩むこと、疑問に思うことを諦めないでください。

そして、考えてください。

今、変わりつつあること、変化することが何で、あなた自身はどうするのか、どうしたいのかを。


「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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第263回 身の丈に合った○○

身の丈に合った○○
■今日のフィードバック
最近、自分の子供の頃についてを考えてみました。

あの頃は、時間の流れが遅かったとか、新鮮な好奇心に満ちていて、今思えば好奇心猫を殺すという言葉どおりになりかけたこともありました。

うん、懐かしい。

でも、懐かしい話のなかにも、少し思ったこともあります。

それが、学生服です。

今時、詰襟の学生服ってどうなの? とかいう話はさておいて、どうしても中学一年生を見ていると、似合っていないですよね。

服がでかい!

そう、服に身体が追いつくのを待っているんですよね。

だから、大きめのサイズを親は準備してくれるんですよね。

それって、別な見方をすると、親は子供の伸びしろに期待しているという事ですよね。

さてさて、それが大人になると、その辺が見えづらくなっていますね。

どうです? アナタは、身の丈に合わない服をあずけられた経験はありますか?


■重要なキーワード
さて、先程の『身の丈に合わない服』とはいったい何だったのでしょう?

ま、訊くまでもなく、仕事や技術、社会人として、といった部分に気付いてくれたことと思います。

うん、思って。それ前提で進めますんで。

単純に怒られたとか、注意されたとかいうレベルでものを見ていると、あまりそう考える事は出来ないのかもしれません。

また、自己に確信的な何か――それはこだわりであったり、感情的な好き嫌いかもしれません。

でも、聴き手の問題にばかり目を向けるのではなく、受け止め手も成長するべきです。

期待しない人には、何も注意しませんよ。
注意したり、怒るという精神的エネルギーの消費量は意外と多いんですよ。

注意する、怒る人って、実はものすごく優しい人なんでしょうね。

そして、期待されていることが、水準か水準以上なのかもしれません。

水準であれば、努力してでも自己を引き上げる必要のあることです。

そして水準以上になれば、身の丈に合わないと感じてしまう事もあるでしょう。

ですが、ここであえて身の丈に合わない服を着てみてもいいのではないでしょうか?

身の丈を知れ、という言い方をする言葉なので、分相応という意味が強いというか、その通りです。とはいえ今回の意味は違いますからね。


■ノウハウをちょっと
期待されている伸びしろ、という意味で少しだけ背伸びしてみれば新しい自分自身を発見できるのではないか、という期待と希望の話題になってきてしまいました。

まぁ、いいんですけどね。

でも、それだけではまだ足りない気がします。

僕らは職人ですからね。

専門知識と技術を向上させることに興味関心が高いはずです。

さて、では、他人に与えられた身の丈の合わない服ではなく、自分自身で身の丈にちょっとだけ合わない服を仕立ててみてはどうでしょう?

はたまた、ある一定の水準以上に自分自身が在ると感じているなら、その服でもいいでしょう。

イギリス服を引き合いに出させてもらいますが、かの国のスーツはスタイリッシュですよね。

服に身体を合わせるそうです。

厳しく自分を戒める、そして自らを高みにおこうとする姿勢があるということですよね。

さぁ、それを身の程を知るととるか、伸びしろ分の成長ととるか。

アナタはどちらでしょう?



「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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憧れの療法士はいますか? わかりません!

療法士.comさんのお題でございます。

『憧れの療法士はいますか?』

 うん、タイトル通り、「わかりません!」

 なんていうか、僕自身の出発点が療法士との出会いであったり、療法を受けたことによる感動とかではなかったものですから。
 正直、当時の教官に対しての僕自身の思いをおもいだしても、「なんであの人たちはあんなに偉そうなんだろう?」「先生とかにはなりたくないな」とか思っていた節があったりなかったり。

 そんな感じなので、憧れていた人はいたのだろうか? と悩んでしまいました。

 う~ん、でも、それは学校にいる頃のお話。

 臨床に出てからはさてどうだろう?

 ……うん、やっぱり師匠だろうね。

 勝手に僕が師匠と呼んでいるだけで、こんな場で公言されているとは知らないかもしれません。

「作業療法士が作業を(提供)しなくてどうするの!」

 この言葉は、当時燃え尽きかけていた僕に響いたんですよねぇ。
 作業療法士が精神科でできること、というものに疑問を感じ、そしてしている事と期待される事、実際にしなければならないことにギャップを感じ、作業療法士が作業療法をすることについて考えるきっかけと、時間と、現場を提供してくれました。
 何度もかいていて、またこの話しかい! と言う方もいるでしょうが、あの半年間は今までの人生の中にあって、本物の療法士への第一歩を踏み出す素晴らしい時間だったんです。

 理由はまだあります。
 やはり、現場で培ってきた生の活きた知識の深さを感じた事です。
 根拠も効果も曖昧と云われ続けてきた精神科作業療法にあって、それらをどう具体的にしていけばいいのかを示唆されたんです。

 僕が師匠と呼ぶ所以でもあるのですが、「示唆はすれども、指示はせず」というスタンスの妙を見たと今では思っています。
 うん、もしかしたら、師匠は「そんなことない」というかもしれません。僕自身、記憶を都合よく美化しているだけともいえます。

 ですが、師匠は背中を後続に見せ続けるだけの存在でいいと思っています。
 これは、むしろ憧れというより、尊敬になるんでしょうね。

 目指したい背中を見せ続ける、また一瞬であれそういう印象を持たせる背中であることが僕にとっての憧れ、尊敬する対象であり、自らに課した高みの実現、その姿なのかもしれません。


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切磋琢磨物語の方向性

先日、フィクションでの作業療法士が成長していく物語とお話ししました。

そこは変えるつもりが更々無いです。

とは言え、まだまだ曖昧に過ぎます。

成長していく物語なわけですから、主人公はマイナスからの出発になりますし、では何が マイナス?

とか、いろいろ考えてしまいました。

ちなみに、参考までに……

この記事を読んだ方が期待する物語って、どんなものなんでしょう?

うん、曖昧に過ぎますね。

でも、是非コメントをお願いします。

変えたいこと、変えたくないこと

切磋琢磨物語と言いつつも、単なる徒然日記になってきてしまっています。
今までのブログとあまり代わり映えしていない感じです。

もともとは、作業療法塾の塾長の独り言ブログとは違ったコンセプトで始めました。

切磋琢磨物語のコンセプトとは、ズバリ作業療法士が成長していくフィクションを物語る、ということです。

まだ設定を十分作り込めていないのと、大枠のあらすじを作っていないため、書き出してもいないんですよね。

さて、どんな物語にしたものかなぁ~

第262回 意図を伝えること

意図を伝えること
■今日のフィードバック
さて、久しぶりに実習に直接役立つお話をしてみましょう。

もちろん、臨床に出ても役立つことでしょう。

それは、自らの意図を伝えるために言葉を選ぶということです。

学生さんで、しかも校内発表やセミナーを経験した方なら思い当たることでしょう。

発表したことで、真実伝えたかったこととは別なところに質問や意見が集中してしまい、ガッカリしてしまったことはありませんか?

さて、そうなってしまったとき、相手に引っかかった言葉はいったいどんなものだったのでしょう?

少し、思い出してみましょう。


■重要なキーワード
色々と思い出されてきたでしょう。

あまりいい思い出ではない人もいるでしょう。

実のところ、理由は様々、個別の部分であることは確かにそうです。

でも、少しレジュメを作成している時まで遡ってみてください。

それともレポートの作成でしょうか?

そのとき、自分の伝えたいことを客観的に書こうとするあまり、解釈の広さを残したままにしていたのではないでしょうか?

そして、それはレポートだからこそ、ハッキリしている根本原因以外は断定的な表現にせず、後の客観的事実をふまえて新たな解釈が得られるように書いていたはずです。

そう、レポートだから、なんですよね。

レジュメにする場合、紙面が限られていたり、条件があるわけですから、そのなかで最大限に自らが伝えたいことを選択しなけばならないんですよね。

ですが、実際はどうでしょう?

レポートの直しをバイザーとギリギリまでやって、レジュメはレポートの切り貼りになっていませんか?

それでは、せっかくの校内発表、セミナー時に伝えたいことが伝わらず、ひいては関わらせていただいた患者さん、利用者さんを誤解されてしまったままになるのではないでしょうか?

それは、意図するところでも、本意でもないですよね。


■ノウハウをちょっと
さて、ではどうするか。

最初に対処法を言ってしまってもいるのですが、言葉を選ぶということです。

言葉を大切にするということを、臨床実習中でしかも極限状態にあるアナタに求めたい。

僕は常々、文系、理系という括りは如何なものかとおもっています。

しかも、作業療法のみならず医療系のほとんどは、云ってみれば文系の要素が非常に強いとおもっています。

理系の人は総じて文章の読解力があるのではないでしょうか?

自らの考えを、論理的に、しかも他の解釈を許さない根拠ある展開。

それをしているんですから。

さて、ノウハウと謳っているものの、言葉を選ぶには語彙力が必要。

語彙力を高めるためには、より多くの文章に触れること。

一朝一夕には成らぬものです。

実習が終わりセミナーも終わった方なら、油断せず、臨床に向けて復習なり、国家試験勉強の合間に息抜きで何かを読んでみてはいかがでしょう?


「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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モンハンで作業療法(2)

さて、前回もお話ししましたが、以前に同僚とモンハンは作業療法に使えるかという話をしたことがあります。

では、このモンハンというゲームをご存知ない方に説明を……とも思いましたが、とりあえず今回も先送り。

オブラートに包みつつの話で行きます。

ポイントの一つと思っているのは段取です。

モンスターハンターというゲーム名の通りに、巨大生物を狩っていくゲームなのですが、そこでプレイヤーは考えなければならないんですね。

単純なアクションゲームと思って突っ込むと逆撃を喰らってしまうんですね。

だからそうならないために段取りするんですね。

そこで、精神科系の患者さんで、ゲームを通じてああするためには、こうしておかなきゃいけない、という事を擬似的に体験出来るのではないかと考えた訳ですね。

うん、またもやタイムリミット!

次回につづく……かもしれない。

受け止める能力

実は仕事において必要な要素ではないかと。
いや、実際必要です。

難しい事とは思いますが、他人の話のなかから感情を引いて、伝えたいことの本質は何処にあるのかを見つけ出すこととも言えます。

とすると、さらに必要になってくるのはイメージ力か、はたまた感受性か、と言ったところでしょう。

単純に、相手に怒られたとか、文句を言われた、厳しい言葉を浴びせられたと思ってしまうのは、浅はかではないでしょうか?

怒っている人には怒っている理由が、文句をいっている人には何らかの不満が、厳しい言葉を浴びせてくる人には何からの期待や不安があるからではないでしょうか?

言われた人こそ、感情的にならず、冷静に受け止めるべきことを受け止めるべきではないでしょうか?

それに、僕らセラピストのお仕事は傾聴からはじまりますし、ね。

モンハンで作業療法

モンハンP3rdが出ましたね。
実は僕もゲーマーなので、しっかり発売日当日を休みにして狩り三昧でした。

ま、それはさておき、以前同僚とモンハンで作業療法できるかという話をした事があります。

確かに、あのゲームの特性を活かせば或いは……

勿論、アクションゲームというのが特性ではないですよ。

モンハンは、観察とプロセス処理が必要なんですよね。
そして、突っ込みすぎない、熱くなりすぎないという自己分析。

ま、それはまた次回って事で。

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