109号裏話

【裏】医療安全について考えてみよう

まぁ、今回の話は、裏でもなんでもなく、ただの続きです。
精神科では、どうすれば安全な治療・ケアができるのか?
という疑問に対して…
「治療・安全のプラス(効果)を考えながらいかにマイナス(リスク)を最小限にするか」
と考えるとよいそうです。
隔離・身体拘束などの行動制限は、自傷他害性のおそれを回避し精神症状を改善する(プラス)ためには必要な場合があります。
でも、同時に、患者様の行動を制限するため治療関係が悪化したり、患者様の身体への悪影響を及ぼす場合(マイナス)もあります。
高齢者ケア施設になれば、向精神薬服用者に転倒の危険性が高いのは実際場面としても見られていることです。
治療・安全におけるプラス(効果)とマイナス(リスク)とを天秤にかけて、バランスを取りながら、マイナスを少なくする努力が必要と言われています。
では、作業療法の場面ではどうなんでしょうね。
OTプログラムを運営する際のリスクに対する考え方として、複数のものがあります。
まぁ、リスク管理でよくいわれていることでもありますが…
①リスクに対して、インシデント、アクシデントがあった際の責任者を決めておく。
②リスクとなる根本的な原因を排除してしまう。
③リスクがあるということを踏まえ、それを抱えながら運営する。
とまぁ、こんなところでしょうか。
例えば、整容訓練のプログラムで、T字カミソリでヒゲを剃ると言う場合、
①なら、そのプログラム担当や上司がその責任者となり…
②なら、電気ヒゲソリ等にしてしまう。
③なら、T字カミソリでヒゲを剃るという行為そのものを行う理由をハッキリさせ、更に肌を傷つけてしまうリスクがあることを患者様に説明、指導を行う。
って感じでしょうか。
まぁ、作業療法ですので、安易にリスクを排除する考え方はどうなのかな…
とも思います。
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ABOUTこの記事をかいた人

主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。