第196回 苦手な事にこそ活路がある

苦手な事にこそ活路がある


■今日のフィードバック

さて、今回のお話は、得手・不得手についてです。

アナタは実習という場に突然やってくることになり、戸惑いながらもどうにか乗り切ろうと試行錯誤する事と思います。

ですが、そうするうちに、ついつい自分の得意な方向で、あるいは自分の楽なやり方で、といった方がいいかもしれません。

そんな方向に流されてはいませんか?

別にこの事全てが悪いというお話ではないんですよ。

最初の一週間くらいは、まぁ、仕方ないでしょうね。

でも、その先になってくると色々拙い事態になってくると僕は思いますが。

さて、アナタは今の自分の対応や姿勢、やり方というものについてどう考えますか?

あ、もちろん実習生に限らず、バイザー諸氏も考えてみてくださいね。

■重要なキーワード

まぁ、当然といえば当然なのでしょうが、多くは自分の楽な流れをいつの間にか作り上げていたのではないでしょうか?

確かに、その方が疲れませんからね。そんな流れを好んでしまうのは今の段階では仕方ないとしましょう。

ですが、学生さんなら、特に実習生のみなさんならなおさら。

自らの窮地に陥ったときに、自分の得意なやり方、好むやり方のみでは対処できなくなる事が必ずきてしまいます。

そんな状況となれば、今まで培ってきたアナタの成功体験が一気に崩されてしまうでしょう。

また、これまでこのやり方で上手くいっていたのに、何故噛み合わないんだろう、という違和感を感じるかもしれません。

えぇ、もう、本当に自分の成功してきたやり方、ある意味サクセス・ストーリィがガラガラと音を立てて粉々になっていく感覚を味わうことでしょう。

そんな、今までのやり方、成功体験に基づいた考え、それらが否定され、身動きが取れなくなってしまったとき、アナタはどうしてしまうのでしょうね。

呆然とする? そんな暇はない!
パニックになる? 慌てても仕方ない!
怒りだす? その怒りを他人にむけちゃいけないよ!
泣く? ある意味、一番すっきりするかもね!

でも、こんな対処では、その場しのぎにすぎないでしょう。

では、どうするのか?

■ノウハウをちょっと

勘のいいかたはもうお気づきのことと思います。

そう、苦手としてきた事に目を向けるんです。

タイトルどおりですね。

ここでいう、【苦手】というものは、言い換えると【避けてきた事】ともいいます。

どういう事かといえば、そもそも苦手というものは自分の主観だったのではありませんか?

それとも、成功体験が足りなかった?

負の強化がされてしまったことだった?

そんなものだったのかもしれませんよね?

そして、なんとなく避けてきてしまった。

違いますか?

だとすれば、今までアナタの領域の外にはじき出されていたモノなわけですから、極限状態や身動きが取れない事態に陥ったときこそ、アナタの発想の外に活路をみつけようとするべきではないでしょうか?

意外と、苦手と思っていたことがただの食わず嫌いだった、なんてことになるかもしれません。

ヤバイ時には自分が苦手なものに目を向ける。

そうすれば、また一歩進化できるかもしれませんよ。

「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2 件のコメント

  • はじめまして。初のコメントです。悩みの答えを探そうと、ネットを検索していたら、ここにたどり着きました。
    私は、精神科病院に4年勤めています。OT暦も4年目です。4年目にして、バイザーデビューしました。丁度今、学生が、精神科作業療法の評価が良く分からないと毎日悩んでいます。精神の評価は身障分野と違って、疾患に対しての検査項目決まっていない事が理由なのか、評価の視点が分からないとのことで、まったく評価が進んでいません。私も学生の頃は同じ悩みを抱えていた時期もあり、評価の視点を山根先生の本を使って説明したのですが、分かってもらえず・・・ どう説明したらよいのか、悩み中です。何かアドバイスあれば、よろしくお願いします。

  • なつみさん、コメントありがとうございます。
    お返事が遅くなり申し訳ございません。
    塾長の齋藤です。
    コメントを見させていただきましたが、いまひとつ学生さんが悩んでいるポイントが読み取れませんでした。
    【評価の視点】との事ですが、学生さん自身は何のために評価をしたいのでしょう?
    僕としてはそれが評価の視点そのものな気がするのですが、それが持てないということは、ただ評価をする為だけに評価をしようとしているのではないか、と考えてしまいます。
    何の為に実習にきているのか、という話題にまでなってしまうかもしれませんが、実習をただの課題としか捉えていないのではないでしょうか?
    相手が生きた人であり、学生さんよりはるかに経験をつんだ人生の先輩であることは認識しているのでしょうか?
    とはいえ、悩むということは上記にあげたような困った学生さんとはまた違った方と思いますが。
    やはり、学生さん自身に評価の視点が見出せない根本的な原因の追究をともにしていく事が必要なのではないでしょうか。
    仮説や予測が入り混じって、なつみさんの悩みに十分アドバイスできていない内容ですね。
    何かきっかけになれば幸いです。
    またコメント等をいただければと思います。
    また、質問フォーム等をご利用いただければ、迅速なお返事も可能かとおもいますので、ご活用くださいね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    主宰 齋藤信

    作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。