第237回 人に伝える難しさ

人に伝える難しさ

■今日のフィードバック
アナタは、人に何かを伝えるということをしていますか?

おや、していない?
しているつもりだ?
上手くできている?

ふむふむ、色々な意見が出てきているようですね。
確かに、これは僕の質問の仕方が悪かったのかもしれません。
誰かに何かを伝えないで生きていくなんて事は、まず不可能ですよね。
その内容や質、出来ややり方はさておいて、ね。

ですので、あらためて質問を……

アナタは相手のことを考えて、物事を伝えていますか?

考えてみてください。

■重要なキーワード
どうです?
意外としっかり行っていない自分に気づいたのではないですか?
え?
患者さんのことを考えて話している?
うんうん、そうね。確かにそうですよね。でも、それって本当に伝わっているのでしょうか?
確かに、その方のためになることを考え、悩み抜いて選択したサービスとかってぇものを準備していますよね。
でもね、僕が言いたいのはソコではないんですよ。

僕が言いたいのは、『相手の理解の歩幅に合わせて物事を伝えているか?』ということです。

ハッキリ言って、僕はコレが苦手です。

だって、僕よりも経験年数が多くて、年齢も高い管理職の方なら、僕如きの拙い話しや考えなんてものは、全てお見通しですよね?

とかって前まで思っていて、トゲトゲしてたからなんですよね。

うん。本当にマズイ思考だねぇ。

自分のしみったれたプライドを誇示して、共通言語で話せない奴を馬鹿にしている。

そりゃぁ、伝わる物も伝わりませんわ。
専門職の悪いトコロですね。

自分の資格や職種を後生大事にしている。
それって、利用者さんや患者さん、サービスを受ける人にとってどれだけの価値があるんでしょう?

もっと、大切にすべきですよね、僕らはそういったサービスを提供する側なのですから、サービスを受ける方がどれだけ価値のある物を受けられるかってことを。

そして、それを達成するために、専門職といわれる人たちが互いに理解できる言葉でコミュニケーションが取れているという事を。

うん、ようやく最初の話しにつながった。

そのために必要なことが、『相手の理解の歩幅に合わせて物事を伝えているか?』ということなんですよね。

■ノウハウをちょっと
この理解の歩幅という奴は、人によって違います。
職種、経験、知識、年齢、出身地、性別――他にも人によって異なる要素というものがあります。

じゃあ、相手に伝わるようにするにはどうするのか?

これはもう、相手に会わせるという事以外にはないと思います。

だって、相手が知らない言語や理屈をいくらこねてみたところで、結局のトコロ、何を言っているのかわからない、言いたいのかがわからない人、と思われてしまうのが関の山です。

だから、相手の死っている言葉、相手の理屈に合わせて伝えるということが大切なんですね。

あぁ、でも、注意とかはまた別ですよ。相手の理屈に合わせていたら平行線ですからね。

とはいえ、相手に一つ一つ理解してもらえるよう、ゆっくり、伝わる伝え方を選択していかなければならないですよね。

そうしていけば、アナタはきっと現場で求められる、本当に必要とされるセラピストに一歩近づけますよ。

たった今から、はじめてみてください。

『相手の理解の歩幅に合わせて物事を伝えているか?』

ってことを、ね。

「作業療法塾塾長」齋藤 信



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ABOUTこの記事をかいた人

主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。