第246回 自己犠牲前提はNG

自己犠牲前提はNG


■今日のフィードバック

アナタは、何かを成し遂げようとする時に、全て自分で行おうとしてはいませんか?

実習の場面で、レクリエーションの企画運営をする事になり、企画書が通ったはいいが、準備を実習時間外でしてみたり。

臨床に出て、プログラムの準備や行事の準備のために早朝出勤してみたり。

それが、部署の人間全員が一致して行っていることならいいでしょう。

ですが、そうではなく、自己の責任感であるとか、不安から、もっと悪い話しをすれば計画的に物事を進めなかったために、慌てて朝晩残って何かをしている、そんな状況に甘んじていませんか?

はたして、それはいい事なのでしょうか?

それとも……。

■重要なキーワード

はい、何故にこんな話題かと言えば、ついつい自己犠牲を前提に仕事を組み立ててしまう癖が、我々作業療法士にあるのではないか、と思ったからです。

なんでしょうねぇ~

ついつい、自己満足でやってしまうんでしょうかねぇ?

それとも単に時間の使い方が下手なのか?

いやいや、そもそも、作業療法士に割り当てられた時間というものが、あまりにハッキリしているからなのではないでしょうか?

精神科作業療法でいえば、二時間が標準で二単位。

つまり、勤務時間8時間中、半分は作業療法。

1時間は休憩で、残り3時間。

でも、片付け、プログラムの準備、記録、会議等で残り時間は無きに等しい。

あれれ、こりゃあやっぱり、朝晩残らなきゃ回らないんだろうか?

こんな日常の繰り返しが臨床の現場で起きていますよね。

で、実習に来ている学生さんたちは、それを見て、なんとなくダラダラとメリハリをつけられずに時間を使ってしまっているのではないでしょうか?

そして、その状況が学生が臨床に出て次の学生に伝えられる……。

う~ん……。少し、想像の翼を広げすぎている気がしないでもないですが、ちょっと早く来て、残った仕事を片付けておきたい、というバイザーの姿を見て、学生は必ずしもそういう状況になっている背景を理解しているわけではないということでしょうね。

それが悪い方向に流れてしまうと、勤務時間は忙しく動き回るばかりで、自分の抱えている仕事は時間外で行えばいいや、というふうに受け取られてしまうのかもしれませんね。

■ノウハウをちょっと

さすがに、コレは拙いですよね。

かといってその部分をすぐにどうにかできるのか、といったらそうでもない。

なかなか若い学生さんには伝わりづらいのですが、実際の現場を見たとして、それを行っているバイザーの行動が全て正しいわけではない。
また、バイザーがフィードバックしてくれた内容が、その人の行動と違っている事もある。だが、それはこの現場だと難しいが、これから先幅広く考えてほしい、という期待から言っていることもある。

そんなメッセージを含みつつ、学生さんに伝えていきたいこととは……

全てを勤務時間内に終わらせる努力をする、ということです。

え? システムが出来上がっているから時間外はほとんどない?

確かに、システムができあがっているならいいですよね。

ただ、システムが出来上がっていて、そこに乗っかって仕事をするだけになっていると、いざ自分でいちから仕事を組み立てようとしたときに、何故そういう流れが出来上がったのか、という部分が置き去りにされていることに気付くかもしれませんよ。

うん、話があちこちに飛びまくってますね。

もっと時間内に終わらせる努力をするという事を考えれば、時間を大切に使うということにつながるかと思います。

そこまで到達できると、いいなぁ。

「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


療法士.com スキルアップ!!キャンペーン実施中


にほんブログ村 資格ブログへ
ランキングに参加中です!

さぁ、現在ランキングは何位?
一位になったら豪華賞品を差し上げちゃいます!応援ヨロシク!

シェアして記事の復習をしよう!

OT塾メルマガで臨床をCHANGE!

臨床実習のネタ帳

脳と学習メカニズムで臨床教育をCHANGE!
 臨床教育には正解はない。脳の生理学と学習メカニズム、マネジメントの概念を取り入れた臨床実習のアドバイズ法を全て公開中!  臨床教育にこそ作業療法を取り入れ、人と生活に根ざした療法士を育てる第一歩をともに踏み出しましょう!

氏名
姓: 名:
メールアドレス

臨床指導の悩みを一言教えてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。