第272回 モデルは無遠慮が命

モデルは無遠慮が命

■今日のフィードバック
はい、今回のタイトルでどんなお話をするのかピンと来た方は凄い!

モデルで無遠慮なんて言葉を並べれば、何かゴシップ的な話題に聞こえてきますが、全く違います。

そもそも、僕は患者さんと話題を合わせる程度にしかそういった事に興味を示しませんし。

っと、そんなお話はさて置いて――僕らでモデルといったらアレですよね。

アレ――そう、症例モデル。

トランスファーや、実技練習の際に患者さんの役になる人のことです。

学校でやりますよね、寝返り、起き上がり、起立にトランス。

その他にも歩行介助の仕方や、評価、訓練等の練習。

でも、ほとんどの人は「たぶん、このくらいだよね」という程度にしかやってないのではないですか?

さて、その原因って、いったい何だったんでしょうねぇ。

■重要なキーワード
まぁ、毎度の事ながら、タイトルそのとおりなんですけどね。

モデルは無遠慮が命。

つまりは、「俺、重いよね。大丈夫?」とか思って、自分より体が小さい人に介助されるとき手伝ってしまう。

まぁ、いりませんよね。そんな配慮。

それ以前に、トランスが重いから出来ない、ってのはやり方が間違ってるってことかと……げふんげふん。

いえ、まぁ、それはそれ。あれはそれ。

出来ない理由はそれではなく、患者さんのモデルが下手だから、ですよ。

確かに、実際に患者さんに触れたこともなければ、見たこともないのが実習前の学生さんですものね。

無理もない……でも、それでは拙いですよね。

では、実習前に出来ることはいったい何だと思いますか?

■ノウハウをちょっと
うん、くどい様ですが。

遠慮しないということですよね。

単純にアナタの体型であるとか体重のような物理的な問題もありますが、「これでいいのかな?」という疑問に思った瞬間やタイミングについてを、もっとお互いに遠慮なく伝え合うことが大切です。

技術やテクニックを実際にやるとき、患者さんがどう感じるか、ということをどれだけイメージできるかという部分がポイントになります。

ではそのイメージがより共有できる手段として考えられることは何か。

それは、一番巧い人が患者さん役、モデルになる、ということです。

どうです? 自信のないアナタは、ついつい患者さん役を買って出ていたのではないですか?

それでは、相手の練習にならないどころか、アナタ自身が何をされていて、どの状態が正しいのかがに全く気づけない時間を過ごすだけです。

なに? そんな巧いやつはいない?

ふむふむ、では、三人でやってみますか。

体感している部分は患者さん役が、三人目が二人が行っている状態を観察する、ってのはどうでしょう?

それでもダメなら、まぁ、最初から教官に頼っておくのがいいでしょうね。

学びに対してガツガツしている人をどうにかしたいと思わない教官はいませんからね。

これもまた遠慮なしでいってみましょうよ!

「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士

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ABOUTこの記事をかいた人

主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。