第276回 こんな時だからこそ

こんな時だからこそ

■今日のフィードバック
危機的な状況下、今、僕らは何が出来るのでしょう。

いや、そんな思索をめぐらせることは、今すべきことではありませんね。

今まで、療法士として生き残るために、という話題で様々なことを語らせていただきました。

ですが、今こそ実行するとき。

アナタが何を大切にし、どんな行動をするのかが問われるときです。

さぁ、アナタは、今、何をしますか?

■重要なキーワード
この先まで読めている方は、きっと少ないことと思います。

ですが、僕自身も今、このときだからこそ、書き残そうと思います。

僕自身、最初の地震があったとき、電車の中でした。

千葉の学校の卒業謝恩会に参加する予定でした。

久しぶり時間があり、PSPのゲームを二ヶ月ぶりにやり始めて10分。

調布駅に停車し、人が沢山乗り込んできたその時です。

電車がやけに揺れると思ったんです。

人が乗っただけで随分揺れるなぁ~と、実は現実味が無かったんです。

直後、本格的に揺れ、窓から見える工事中のビルから足場のパネルが外れたり、道具が落ちたり。電柱が左右に振っているんですよ。

ようやくです、コイツはまずいぞ、と思ったのは。

すぐさま、妻に電話をしていました。

PHSを使っている所為か、呼び出しはしていました。
でも、出ない。

まずは駅からのアナウンスに従い、電車を出て、改札の近くまで移動しました。

まずいと思ったものの、大きな揺れがあっただけだし、京王線は復旧が早いから――という思いが拭えませんでした。

そうしているうちに、二回目の大きな揺れが来たんです。

余震で体験したなかでは最大級の経験です。

どうする?

迷いました。このまま電車が動き出すのを待つか、それとも行動を開始するか……。

その迷いを振り切ってくれたのが、妻からの着信でした。

PHSがつながったんです。

原宿の路上にいた妻は怪我もなく、建物から離れていたため、近くのショップのガラスが割れたり、落ちてきたりというものの被害にはあわなかったそうです。

僕らの無事がわかったのなら、あとは自宅にいる猫達が心配。

妻は職場の事務所に戻ることに、僕は自宅を目指すことにしました。

とりあえず、僕は改札から出て、マクドナルドを探しました。

ちょうど、最近wifiスポットの登録をしたばかりでした。

まずはマックに入り、昼食後であまり腹も減っていませんでしたが、マックポークにコーヒーを注文。

そして、ネットをつないでまずはメーリングリストで生存確認を配信。

でもって、実家が東北なので、そちらにも一斉メール。

更に職場の全員にメール。

即返信は職場から。

大きな問題なくよかったよかった。

そこまでやって一旦、駅に戻り、バス、タクシー、電車、その動きを確認したところ、すぐには難しい状況。

待っているなら、動くか!

目的が決まると行動が早いものです。

手段は選択肢が少ないですからね。

この日ほど、iPod touchを持っててよかったと思ったことはありません。

しかも、ちょうどお試し感覚でwifiスポットに登録したばかりでした。

マックのある駅を経由しながら歩いて帰れる、そう思いましたね。

なので、グーグルマップのルート検索大活用!

でも問題が一つ。

僕は方向音痴なんですよね。

マップを見ながら、全く真逆に歩き出すこと3回。

おかげで、wifiのつながらないところで道に迷うこと3回です。

10kmとたかを括ってましたが、実に3時間かかりました。

途中で買い込んだ食糧を消費しつつ、てくてく歩きましたよ、えぇ。

家の近くまで来たら、もう普通の生活に戻っている雰囲気でした。

とはいえ、一応、家に入る前にご近所さんに安否確認。

皆無事で何よりでした。

家に着いたところで、猫達はまぁ無事で、でも、時計が落下していて時間が止まっていました。

なんとも、不思議な感覚でした。

そして、意外と疲れていたことが発覚。

すぐに逃げ出せるように、服をスーツからジーンズとトレーナー、パーカー羽織って、ひとまず自宅待機。

11日はそんな半日を送りました。

■ノウハウをちょっと
今思えば、ですが……

今時、スマートフォンでなくとも、Wi-Fi接続が出来る携帯機器を持ち歩いている方が良いでしょうね。

妻は携帯プレイヤーにラジオがついていて助かったと云っていました。

何を云いたいかといえば、情報を得る手段を複数持つ、ということです。

携帯だけでは足りないのかもしれません。

そして、食べ物、水分の確保ですね。

後から聞いたのですが、店舗によっては会社からの指示で緊急閉店させていたらしく、買い物ができなくなっていたところもあったそうです。

見越していたわけではないですが、買えるうちにある程度確保しておいたのは良かったです。

道にも迷って、無人の道路を一人でてくてくしてましたから。

ペンライトも持っていたのが良かったです。

実は多摩川沿いは外灯がないんですね。

そんななかで、自転車が結構なスピードで移動してくるんですよね。

接触事故がまわりで発生してました。

ライトがないと、真っ暗ななかでは危険ですね。

あとは、ご近所さんに顔を見せておく。

こういう時だからこそ、顔を見せて、コミュニケーションを取る。

若い世代がネットに強い反面、ある程度の年代には大変なことです。

そんな人たちに情報をまわすという気遣い、そんなことが大切だと思いました。

さて、アナタはこの一日半、どんな行動をしてきましたか?

「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士

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ABOUTこの記事をかいた人

主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。