お薬戦隊タブレンジャー

お薬戦隊タブレンジャー

第一話『タブレンジャー登場!』
チャイムの音
【ナレーター】
ただいまより、『○○○○』によります、お薬戦隊タブレンジャーをお送り致します。
御手隙の方はどうぞ着席をして御覧下さい。
雷鳴
【ナレーター】
時は、20XX年○月○日。世間では『○○○○』の日といって、休暇を楽しむ人が大勢いたのである。 だが、その日、まさにこの時に、世界制服を企む魔の手が忍び寄ろうとしていたのである。 その名は、てんかん惑星軍、大発作帝国よりの魔人スパイカーである。
雷鳴
【スパイカー】
ぐわはははは!
我こそは、大発作帝国よりこの地球を支配するためにやってきた、魔人スパイカ~である。
皆の者よ!今より私がこの場を支配する。
まずもって、この場より、数名の者を大発作帝国に連れ帰ることにする。
おらぁ、逃げても無駄だぞ!
ぐわはははは~
【声】
まてっ!そうはさせないぞ、スパイク野郎!
【ナレーター】
そう、彼の名はカルバマレッド。
Dr『○○○○』による、てんかんより世界を守るため養成された、正義の味方、タブレンジャーの一人である。
【スパイカー】
何奴ゥ!お前、俺様の邪魔をするのか!
いい度胸だ、覚悟しろ!
スパイク&ウェ~ブ!
【レッド】
くっつ!なかなかの強敵だ!
このままでは人質を守る事が出来ない!
やはり、皆の力が必要だ!
ピーピーピー
【レッド】
フェニトブルー!バルプロイエロー!
今すぐ応援を頼むぜ!
『○○○○』○階、『○○○○』に集結だ!
【スパイカー】
なに、お前らなど、何人来ようと同じ事だ!
俺の攻撃を受けてみろ!
痙攣スクリュ~ドライヴァ~!
轟音
【レッド】
うわぁ! 少しでも持たせなければならない!
まず、発作波の爆発を抑えなければ!
いくぞ!テグレキィ~ック!
とうっ!
バキン!
【フェニトブルー】
レッド、遅れてスマン!
あいつがスパイカーかっ!
よ~しっ!フェニトビーム!
ビィィィィィィィッ!
【バルプロイエロー】
やっと着いたぜ! 俺に、まかせんしゃ~い!
デパケンタイフ~ン!
ピキキキキキッ!
【スパイカー】
何だ!そんなばらばらの攻撃では通用せんぞ!
小賢しい! ピクピク&ドカドカ発作波ぁ~
ギュイィィィィィン!
【三人】
うわぁっ!
【レッド】
皆三人で力を合わせるんだ!
【ブルー、イエロー】
おうっ!
【三人】
超絶!発作ブロック!毎日欠かさず服薬すべしぃ~!
ピキンピキンピキンピキン!
【スパイカー】
ぐぅわぁぁぁっ!
波が静かになってしまう…
うわぁ…体が動かなくなる…苦しいぞ…
だめだぁ、たまらん、にげろぉ~!
【三人】
やったぁ!スパイクを封じ込めたぞ!
やっぱり、皆で力を合わせれば、強大な敵も倒せるんだ!
【イエロー】
皆、お薬は欠かさず飲むんだよ!
【ブルー】
毎日忘れない事が大事だ!
【レッド】
元気に健康になるために僕達と頑張っていこう!
それじゃぁ~!
【三人】
お大事に~
【ナレーター】
こうして、異常波スパイカーは、タブレンジャーの手によって倒された。
また、次なる敵がやってくるかもしれない。
その時まで、タブレンジャーは日夜戦いつづけるのである。
発作のある人たちの為に…
カルバマレッド、ありがとう。
フェニトブルー、センキュウ!
バルプロイエロー、ご苦労さん。
そして、Dr『○○○○』…どうもありがとう。
これからも、病気撲滅の為に輝いてください。
【三人】
我ら、お薬戦隊タブ、レン、ジャー!
【ナレーター】
今日も行く、タブレンジャー! 明日も行く、タブレンジャー!
ありがとう、ありがと~う!
音楽フェードアウト。

この物語は、プラモ隊長さんの許可を得て内容を変更し掲載しております。 皆様の良識の元、活用してください。

【超☆解説!】
まず、このシナリオは以前病院の文化祭で先輩のプラモ隊長さんが作ってくださったものです。
僕は第二話からフェニトブルー役で出演していました。
医療系ヒーローだけあって、内容が実は濃いんですよ~
……気づきましたか?
まだ?
なるほど。
では、解説です!
まず、今回テーマになっているのは、「てんかんの薬物治療」です。
まず、キャラ名です。
◆カルバマレッド=カルバマゼピン=テグレトール等。
◆フェニトブルー=フェニトイン系=アレビアチン等。
◆バルプロイエロー=バルプロ酸ナトリウム=デパケン等。
◆スパイカー=スパイク=発作波、発作性棘波の事。
次にシナリオです。
◆一人の攻撃では跳ね返されたが、後から来た二人も加わり、一人ずつ攻撃。
コレは、薬の種類を変えながら、適した薬を探す作業を表します。
◆三人の合体攻撃。
コレは、理想の単剤治療では発作波を抑えるのが困難な為、理想的治療の限界点である三剤治療で発作を抑えた、という意味です。
とまぁ、他にも沢山意味が隠れています。
セリフとかも発作の状況当を表していたり、お薬を欠かさず飲む事がどんなに大切かも話してみたり…
どうです?
医療系ヒーローって結構奥が深く作れそうではありませんか?
でも、このシナリオではてんかんについて特化した内容になっているので、もっと汎用性のある、医療に関わる誰もが慣れ親しんで、シェアできるものを作れないかな?
とか思っています。
同じ考えの方、興味のある方、mixiに参加している方は、是非【医療系ヒーロー制作委員会】にご参加くださいませ。

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ABOUTこの記事をかいた人

主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。