【こんな臨床実習はイヤだ!】口癖が学校で何を勉強してきたの?(05)

From:臨床実習アドバイザー 齋藤 信

 

みなさん、こんにちは。

臨床実習アドバイザー齋藤信です。

新コラムシリーズ(全14回)!

「こんな臨床実習はイヤだ!」

 

僕がこれまで最も時間をかけて取り組んできた、臨床実習指導。

そのアドバイズをしていこうと、コラム執筆を再開です!

 

こんな臨床実習はイヤだ! 第五回!

「口癖が学校で何を勉強してきたの?」

よく言いますよね。

このセリフ。

 

学校で何を?

そりゃあ、カリキュラム通り、学校の実習許可基準の水準を満たした勉強をしてきてますよ。

 

あなたもそうだったでしょう?

期末試験に合格しないと、実習にでれない。

 

それにね。

テストが上手で知識が豊富。でも、現場で繋がらないという学生さん。

テストは苦手で知識を書き出せない。でも、現場で行動を伴う学びは得意な学生さん。

様々いますよ。

 

それをひとまとめにして「何やってきたの」はないでしょ!

そんな学生さんの学びの傾向を見て、あわせた指導をするのがバイザーのすることでしょ!

 

知識と現場をつなぐ。

知識があっても現場での活用法に繋がらないなら、実際にその方法、やり方を見せる。

知識が足りない人は、あなたの現場でできていることを伝え、それを言語化するための知識を細くする。

 

え? それって学校のすることじゃないの?

 

はい。

学校のすることじゃないです。

学校で知識を教え、テストをして最低限の知識水準を持つ学生を実習に送り出す。

ここまでは、学校と本人の努力。

 

考えてもみてください。

あなたが今の職場に入職した最初の1ヶ月は何をしてました?

これまでの知識と現場で行っていることの整合性を評価し、調整してきましたよね。

それをプリセプターや、周囲の先輩たちに助けられて、今のあなたがいるんでしょ?

 

あ、もし、あなたが最初からスーパーセラピストで、一切の悩みなく今まで来たのであれば、逆に学生指導はしない方がいいですね。

天才は模倣の対象にはなりませんから。

僕らは、天才がしてきたことを誰でも再現可能なやり方に落とし込んで、実践するしかありません。

 

 

っと、話が逸れました。

 

いずれにしても、学校で何を勉強してきたのかといえば、基礎知識を学んできたんです。

臨床実習では、あなたの現場にあわせた基礎知識の応用法をこそ伝えてください。

あなたの現場での応用法は、学校の先生や、学生さんだけで身につけられるはずがありません。

実習生を受け持ったからには、責任を放棄するような、他人任せバイザーにならないでくださいね。

 

ということで、今日の変なバイザーは、「他人任せバイザー」でした。

ちょっとでも心当たりのある方は、気をつけてくださいね!

 

全ては、学生さんが次世代を担う療法士に成長するため!

そのためにも、今バイザーをしている僕らの世代が変わらなきゃ!

臨床実習は面倒な時間じゃない。

学生さんの未来を作る、奇跡の時間なんです!

そのためにも、僕は走り続けます。

みなさん、一緒に臨床実習を最高の学び場にしてきましょう!

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臨床実習アドバイザー(TM) 齋藤 信

 

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ABOUTこの記事をかいた人

主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。