精神科の現場で何故身体アプローチが必要か?

 

FROM:どM貴公子サイトー
 
 
僕が実習に行っていた頃から伝統的に口伝されている言葉があります。
 
それが、『PTさんと同じことをしてどうするの?』というものです。
 
特に精神科で働くOTさんなら、一度は必ず聞いたことがあるでしょう。
 
ですが、この言葉はいつの間にか文字通りの意味でしかとらえられず、はじまりのOTさん達の想いとはかけ離れ、ひとり歩きを始めてしまったのではないでしょうか?
 
先人達にはもっと別な意味があったはずです。
 
ですが、その想いとは別に、身体アプローチが苦手な人達に都合よく用いられ、今では言い訳の代名詞にすらなっているのかもしれませんね。
 
 
確かに、僕ら作業療法士は理学療法士さん達と同じことをしていたら、名称独占している意味がありません。
 
ですが、それはPTさんのいる現場でのお話し。
 
PTさんが居ない精神科の現場であれば、作業療法士がPTさんと同じことをする必要があります。
 
高齢化や機能低下、廃用症候群の患者さんが増えて来ているという現実もたしかにあります。
 
一見、それだけでも必要だと思いがちですが、もっと根本的な部分に目を向けてみましょう。
 
 
理学療法士が主に得意とするのは、『機能面から基本的な能力面へのアプローチ』
 
対して作業療法士が得意とするのは、『能力面とその応用へのアプローチ』
 
 
そう、アプローチする領域に若干の差があるんですね。
 
 
そして、効果的な流れを考えれば、機能面の調整をした後に能力面の維持開発を行うべきですよね。
 
 
とすれば、自然と理学療法の後に作業療法という基本的な流れが再認識されたはずです。
 
 
ですが、それを精神科の現場では行えないのが実情です。
 
理学療法士さんがいない現場がほとんどなわけですから、作業療法のアクティビティのみで身体機能面に影響を与えていくには、時間がかかります。
 
 
特に精神科で行っているアプローチは、間接的な要素が大きく、結果が出るまで時間がかかり過ぎるんです。
 
しかも、アクティビティのパフォーマンスすら削がれてすらいるんです。
 
 
さぁ、ではどうしたらいいのか?
 
 
出来れば、今行っているアクティビティは変えずに、身体機能面に少ない時間効果的なアプローチをして、作業療法のパフォーマンスを上げたいですよね。
 
 
そんな、都合のイイはなしを実現する方法なんて、あるわけ……
 

 

あります!
 

 

それが、今回行う、精神科作業療法士限定セミナー!
 
『精神科作業療法士が身体領域で確実に結果がだせる治療アプローチ講座』
 
なのです。
 
作業療法のパフォーマンスを変えたいと思う方は、
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『精神科作業療法士が身体領域で確実に結果がだせる治療アプローチ講座』


この講義で学べること】

■結果が出しやすい技術を習得することで「自分が患者さんを良くしている」という実感を持つことが出来るようになれます。
■少なくとも六つの効果的な手技により、頸部、体幹、上肢、下肢に対して結果が出せるようになれます。
■機能的な変化により精神科的なアプローチの効果が変わることが実感出来るようになれます。
■向精神薬の副作用に対してこれまでとは違う視点で考えられるようになれます。
■STがいない現場でも、 嚥下機能や呼吸に対してアプローチできるようになれます。
■精神科の現場で実際に行う際の流れをセッション形式で体験できます。

【 講 義 内 容 】

 頸部、上肢、体幹、下肢それぞれの部位で特に結果が出しやすいテクニックを集めて紹介致します。

 臨床ですぐに実践出来るテクニックばかりです。



1、頸部:頸長筋テクニック
2、上肢:橈骨頭の脱臼修復テクニック
3、体幹:ポンピングテクニック
4、体幹:大腰筋と腸骨筋間のリリーステクニッ
5、下肢:股関節調整テクニック
6、下肢:腓骨のリ・アライメントテクニック

※最後に精神科作業療法セッションで行う場合の流れを体験します。

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1、精神科患者さんの嚥下機能の問題に対して:頸長筋テクニック
 頸部の過緊張を緩和し嚥下機能を改善する頸長筋テクニック(STの受講者に非常に高い評価を受けています)

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2、肩関節と体幹のカタさに対して:橈骨頭の脱臼修復テクニック
 橈骨頭の脱臼により前腕の可動性が減少し、その影響が肩関節→体幹背部と悪い連鎖を作り出します。

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3、向精神薬副作用による内臓機能の低下に対して:ポンピングテクニック
 副作用による便秘は精神科の患者さんにつきもの。腹部の血流を改善することで内蔵の緊張を緩和することができます。また脊柱の可動性やインナーマッスルの活性化につながります。

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4、不定愁訴に対して:大腰筋と腸骨筋間のリリーステクニック
 人間の土台といわれる骨盤。その内側につく腸腰筋の機能が十分に発揮されないと、立位バランスのみならず、メンタル面へ影響を与えます。

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5、精神科患者さん特有の歩行とバランスの不安定さに対して:股関節調整テクニック
 統合失調症の方特有な歩き方の一つの原因は、股関節の老化にあります。股関節の可動性を改善するためのテクニックです。

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6、車椅子使用患者さんの下肢の不安定さに対して:腓骨のリ・アライメントテクニック
 廃用や老化により、外側下方に腓骨のアライメントが崩れ、脛骨に重心が乗らなくなっています。腓骨を調整することで立位が安定させるテクニックです。

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【 講 習 会 詳 細 】

■対 象 : 精神科領域で働く作業療法士のみ

■定 員 : 40名

■受講料 : 12,800円(税込み)

■講 師 : 齋藤 マコト
      ・作業療法士
      ・一般社団法人JIR協会 認定インストラクター
      ・一般社団法人JIR協会 マネジメント講師
      ・作業療法塾 塾長
 精神科病院にて精神科作業療法を行いながらマネジメントを学び、医療の質向上に対するテクニックを習得。それらを基にした発想から生き残れる療法士になるための提案をする、作業療法塾を開設。週刊メルマガOTサバイバーにて、キツーイ話題を配信中。また、2010年9月に初の著書『作業療法学生の虎の巻』を上梓。精神科の枠にとどまらず、2009年介助法であるHNA法のインストラクター取得。IRAテクニックの習得に励み、2011年JIR協会認定インストラクターとなる。進化と深化を継続中。

■開催地 : 東京 八王子 北野台病院 作業療法室

■開催日時 : 平成24年11月23日(金) 10時~16時

お申し込みはコチラ!
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ABOUTこの記事をかいた人

主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。