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自分の精神をデジタライズし、文字通り自らの分身を作り出して擬似世界を満喫することができるというふれこみで開発を開始。政令指定都市神代市の過半数がテストプレーの協力を行った。
電脳擬似都市神代市が運用開始。
神代市内で細々と活動していた芸能人や技術者、一般人がこぞって電脳擬似都市のテストプレーに参加。現実の神代市以上に様々な施設が乱立。人の願望が擬似都市内で満たされ始めた。
SSH社の電脳擬似都市システムが暴走。外部からのハッキングとSSHの内部にあるいち部署によるクーデターが原因であった。あわせてSSH社の市販アンドロイド、エンジェル・シリーズの一部が暴走し、殺人事件を起こす事態になった。表向きにはエンジェル・シリーズの違法改造によるシステムエラーが原因として報道され、電脳擬似都市システムへのハッキングは完全に包み隠された。
SSH社は無料でエンジェル・シリーズのシステム診断とアップデートを即座に実施。その対応の迅速さに会社の評価が否応なくあがった。
双生児を思わせる二人の争いが目撃され、数分~数時間後に片方が重傷を負って発見されるという殺人未遂事件が連続発生した。と、ここまでが公式記録に残された最後の記録である。
大崩壊の序曲として始まったこの現象は、電脳擬似都市の情報が現実世界に流出してきたことが原因であった。
後の世に大崩壊と伝わる、最後の聖戦に決着がつく。
スーパーコンピューター大天使ミカエル率いる機械天使の軍団が人と悪魔を降し、絶対的な支配体制を築く。
大崩壊より百余年。人間は天使たちの作り上げた地下の暗黒世界、クリフォトの地で管理され、細々と生き永らえていた。
しかし、その管理体制を、四人の英雄と呼ばれる者達(ヴィセス、セテネス、アイシャ、ルミ)が、呪われし巨人の封印を解き、地上を占領していた天使の軍団との戦いが始まる。そして同年の冬、人々が勝利し、天使の司令官クラスは世界の中央に向けて敗走する。
はじめは一人の少年が太陽を見たいという想いから始まった反逆の旅路であったが、その少年は太陽を見ることなく、アイシャの盾となり命を失う。しかし、それは歴史の表に出る事のない物語となった。
四つの国の中央に神の降臨した国、セフィロトが出現する。四英雄は巨人を駆り、セフィロトを襲撃。神を打ち倒し、神の束縛から人々は開放された。
しかしその際、セフィロトを中心に半径二〇〇kmの土地が、神と共に世界から消えた。その後セフィロトは不可侵の誓いが暗黙のうちに交わされている。この年より年号が神暦とされる。
五年ほどで平和は破られる。天使の残党が再び現れ、反乱が起こる。しかし、巨人の力を借りて、かつて人々が追いやられていた地下に巨人ごと封印する。この年より天使と呼ばれる者達は全て地上から消え去った。
ティシポネなる魔導士が時のフェミニーア王アンスリウム一世に英雄の能力を奪う魔導具を献上し、王を始めとする数名の血族が能力を失った。その魔導具が如何なる物かは不明。
オキュペテ=ハービィがウェンデルにて魔法〈べテルスレイン〉を使い、邪竜ベテルギウスを倒す。後にベテルスレインを行使できる事が大魔導士を名乗れる基準の一つとなった。
フェミニーア首都セテネスに、ある頃から新月の夜に女性を狙った猟奇殺人事件が発生した。犠牲者は六人を数え、七人目は自分の妹を襲おうとして、その恋人に斬殺された。新月の住人と呼ばれた犯人は、最後の標的の姉であった。
騎士、魔導士の血が広まり、騎士・魔導士乱立時代が訪れる。そこで、中立国フェミニーアにおいて騎士、魔導士にランク付けを行うため、王立中央学院が創設される。ここで騎士章、魔導士章を得、登録されなければ騎士、魔導士として職を得る事が出来なくなった。
ランロード国の最北端に位置するクリンピス領が突然フェミニーア国に侵攻。しかし、程無くランロード、ウェンデル、龍国の連合軍に討伐される。事態を重くみた時のフェミニーア国王セテネスⅩⅠ世は、極秘裏にS&D(サーフェス&ドッペルス)を結成。フェミニーアに決して危害が加わらないように戦を左右する傭兵団が誕生した。
龍国の龍王候補の鳳龍三兄妹により、あわや封印が解かれると言う事件があった。しかし、龍神家により三兄妹の死をもって鎮圧。龍国の支配権は龍神家に移行。鳳龍家は断絶を免れ最低ランクの王家として残存する。
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