と、ひとくくりにしてほしくないという真面目にやっている学生さんもいるのでしょうが、どうしても最近の傾向というものが気になってしまいます。
毎度の事ですが、僕の比較対象は昨年までの学生さんです。
なんというか、一言でいうと【面倒臭がり】かと思います。
嫌なことは後回し。
これは今も昔も変わらないのですが、【一般的に】とか、【常識で言ったら】ということが通用しないんですね。
個人主義というか、一般なんか知らないよ、誰にも迷惑かけてないじゃん、ってのがよく出てくる言葉。
他人の迷惑もさることながら、そういう行動をとったら自分の姿が相手にどう映る? ってのが理解できないらしい。
そのくせ他人から酷評(実は一般的な助言)をされると、自分の全てを否定されたが如くストレスを感じ、不適応行動に出る。
全体がそんな傾向にあるみたい。
で、学校の門戸が広がったおかげで、色々な人が集まってきます。
一割はどうしても、【??】な人がいますね。
自分の判断なのか、親類縁者の無料のアドバイスのせいなのか、【医療系なら私のことをわかってくれるんじゃないか】という安易な考えで、その意味も確認もよくよくせずにこの道を選ぶ。
僕もそのクチだからわかるんですけどね。
現実はそんなに甘くないです。
現場だからこそ、容赦なく現実を突きつけられ続けるんです。
テレビで芸人が出来ませんとは言えないように、出来ないなんて事は言ってはいけないんですよ。
更に、身近に障害をかかえつつもやりきって、作業療法士になった人がいるだけに、この道を選んだのに障害に……
いやいや、逃げにはいってると断言はしがたいか。
何にせよ、仕事を選ぶのではなく、生き方を選ぶ類の道である、と僕は思っている。
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