■今日のフィードバック
かたかたかたかた。
今回は『型』についてのお話です。
アナタは、アレやっておいて、と言われて路頭に迷った事はありませんか?
また、デイリーノートを書こうとしてどう書いていったらいいのかワカラナイ。
さらに、レポートを書こうとすれば、何をどうしていいのやら。
何処から手をつけていいのかさっぱりわからない。
そんな経験はありませんか?
そして、ちょっとした資料や、実習要綱のレポート概要、先輩の書いたレポートなどを手に入れたとき、それが助かると思ったことはありませんか?
■重要なキーワード
そう、前振りもしましたが『型』のお話しです。
そもそも、日本人は文化を形成してきた経緯からも真似が得意なんです。
遣隋使に遣唐使、長崎の出島、黒船来航、漢字に車、コンピューター。
文化が交わる機会と日本に大きく影響を与えていそうなものを適当に並べてしまいましたが、日本にもとからあったものではなく、日本人が改良を加えて根付いたものが多い、というところに気付いてもらえればOKです。
そう、ゼロからものを造る事よりももともとあるものを自分に合ったカタチに作り変える、より良いものにする事が得意なんですね。
そこから考えてみても、デイリーノート、業務しかり、レポートになっては重要になってくるんですよね。
もっと表現と視点を変えてお話しすると、型とは先人の智恵なんですよね。
ついつい、最近の人は型をないがしろにしているというか、直接的な行動や結果の出るやりかたにこだわってしまって、型を理解するまで使ってみるとか、型を残す事で自分たちの後ろについてくる人達を不安にさせないということをしないんですね。
智恵を伝えられる、それが『型』でもあるんですね。
■ノウハウをちょっと
さて、じゃぁ、型をどうすればいいのか、ってことですが、先にも言ってしまっています。
型を理解するまで使ってみる。
型を理解したら、工夫してみる。
型を工夫したら、壊して新しい型を作る。
コレです。
古い型は本当の意味で原型になっています。
真理は変わらないのですが、その型全てが今のやり方に合わない場合があるのもまた事実。
ですので、型を理解したうえでその型を打ち壊すことで必要な形となり、新たに受け継がれるべき型となっていくのです。
確かに、実習中にそれを考える暇は無いでしょう。
ですので、できれば実習のはるか以前から準備していられればいいんですけどねぇ。
一年生や二年生のうちにレポートの書き方というか、高校生までの教育と思考回路から脱却し、さらに先人――先輩のでもいいですが――の智恵を得て、それを練習しておくといいのではないかな~と、そう考えます。
なかなか実践は難しいかと思いますが、型を学ぶ事の重要性の一端を感じていただければ幸いです。
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