■今日のフィードバック
何度もしている話で申し訳ないですが、三度思い返す機会がありました。
それが、待ってはいけないということです。
以前は、患者さんについての、待ってはいけないことを中心にお話しました。
ですが、今回はどちらかというと、その応用や延長――そんな言葉が当てはまるおはなしです。
どんなことかといえば、患者さんの情報を伝えることも、待ってはいけないんですね。
どんな些細なことでも――そう、今日の午前中にどんな内容で会話をしたのか、ということであってもです。たとえ、それが個別の会話のなかで解決したかに見えたことであっても。
さぁ、それを怠るとどうなってしまうのでしょう?
少し考えてみてくださいね。
■重要なキーワード
うん、この事態はですね、事実の断片でもいいから共有している人がいないと、責任が個別に降りかかって事態の収拾に難儀してしまう、ってことですね。
様々な問題が絡み合うことではありますが、患者さんと個別に話をしていて、相互理解が得られたと思っても、相手は自分とは別な個人なわけですから、若干の齟齬や、あるいは都合の良い解釈というものが発生する場合があります。
特に、患者さんには患者さんの心理があり、精神科にかかわらず、本当のことを治療者に言わないということがあります。
白衣をみると、緊張して言葉が出なくなることもあるでしょう。
以前あったことでは、患者さんが学生から物を貰ったと嘘をついて、事実確認のために学生さんに連絡を取ったりと大騒動になったことがあります。
まぁ、流石に例としては少々ぶっ飛んでますけどね。
とにかく都合よく解釈することもありえるので、どんな些細なことでも話をしておくことは必要です。
■ノウハウをちょっと
さぁ、今回のお話の根っこの部分は見えてきましたか?
そう、情報の伝達はまってはいけない。
根回しというか、あらかじめ「こんな話をしたから、何か反応があるかも」という一言でもいいから伝えておくことで、問題が大きくなることはないかもしれないんですね。
どうしても「後で伝えればいいか」とか、「別に大丈夫かな」とかいった安易で楽な選択をしがちです。僕自身もそうです。
でも、ここで一歩突っ込んでみることができるといいのでしょうね。
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