第252回 恥をかけ、斜に構えるな

恥をかけ、斜に構えるな

■今日のフィードバック
今回のテーマにあげたのは、近頃の学生さんの非常に困った態度の事です。

タイトルを真逆にしたもの――

恥をかけない。斜に構えている。

これです。

どうです? アナタも思い当たるのではないですか?

いやいや、少し厳しい対応を取りましょうか。

この言い方でピンとこない感受性の低い、底辺の人たちに話を合わせましょうね。

アナタは、患者さん・利用者さんが作業や訓練、レクリエーションに乗ってこないことが多々ありませんか?

そして、その原因を患者さんや利用者さんのせいにしていませんか?

あぁ、違うと云うのでしょうね。

でも、そこで違うと言い切るのではなく、自分のせいだとしたらどういったことが原因なのだろう、と考えてみてください。

■重要なキーワード
うん、今回、かなり挑発的に話し始めました。

というのも、先にも云いましたが、感受性が低下しているというか、感じる事、考える事を諦めているのではないかと思い、ややネガティブな感情に訴えてみました。

ま、それはさておき、挑発はしましたが、事実でもあるんですよね。

学生さんに限らず、恥をかいて、馬鹿やって、患者さんや利用者さんの心をほぐしていこうという事が出来ないセラピストがいるのもまた事実。

ベテランナースや助手さんが患者さんにそういった対応をしているのを、勘違いセラピスト……いや、先生様セラピストかな――は、「テンション高いですねー」とか的外れなことを云ってしまう始末。

そんなセラピストがベテランナースや、助手さんからどういう目で見られているか知ってますか?

「仕事で役割だからやってんだよ。
本当はアンタの役割なんだから、
アンタが率先してやらないでどうするんだよ!」

です。

うん、きっと、そういったセラピストが実習した先では、バイザーも先生様だったんでしょうね。

それか、バイザーがやって見せているのにも関わらず、壁際でポカーン、だったのでしょうね。

学生さんって、自分の思い描いているセラピスト像と違っていることはするつもりもないのかな? とか思ってしまいます。

そもそも、現場のセラピストを見るのが実習ではじめてのはずなのに。

あぁ、患者さんやご家族の立場で見たときのセラピスト像はカウントしませんからね。

それこそ、先入観の塊なんですから。

■ノウハウをちょっと
おっと、かなり話題が愚痴……いや悪口かな――になっている気がします。

でも、もうここまできたら飾ってもしょうがない。

僕も斜に構えるのはやめにして、突き抜けてみましょうか。

セラピストにとって、物事を冷静に、客観的に見ることは確かに大切。

でも、それと斜に構えることには、天と地の開きがあります。

斜に構える、ということは、この場では「物事に正対しない」とか「人のいうことをまっすぐ受け止めない」ことを云います。

さぁ、それを冷静に分析してみましょうよ。

斜に構えているアナタならできるでしょう?
(と、この場合は「物事に十分身構えている」の意)

それに恥をかけない、ということを加えて考えてみますか。

恥をかく、ってこと怖いですよね。怖気づいてしまいますよね。で、そんな姿をあとからアレコレ噂されたくないし、いわれたくもない、見られたくもない。――つまり、本来リーダーシップを取るべき立場になりやすいセラピストが、自分自身の中にあるネガティブな感情から、本来の役割を行わず、他人に自分のそんな感情を見透かされるのを嫌い、冷静で客観的な仮面を無意識にかぶってしまっているんですよね。

もったいない。

セラピストの成長が望めないというもったいなさ&患者さんや利用者さんに対して申し訳ない。

実は無責任で怠惰な態度である、ということに気付かなければならないのかもしれませんね。

参考:財団法人 福岡県中小企業振興センター『社員ビジネス心得』
http://www.joho-fukuoka.or.jp/kakugen/html/shainkokoroe.html

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主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。