第262回 意図を伝えること

意図を伝えること

■今日のフィードバック
さて、久しぶりに実習に直接役立つお話をしてみましょう。

もちろん、臨床に出ても役立つことでしょう。

それは、自らの意図を伝えるために言葉を選ぶということです。

学生さんで、しかも校内発表やセミナーを経験した方なら思い当たることでしょう。

発表したことで、真実伝えたかったこととは別なところに質問や意見が集中してしまい、ガッカリしてしまったことはありませんか?

さて、そうなってしまったとき、相手に引っかかった言葉はいったいどんなものだったのでしょう?

少し、思い出してみましょう。

■重要なキーワード
色々と思い出されてきたでしょう。

あまりいい思い出ではない人もいるでしょう。

実のところ、理由は様々、個別の部分であることは確かにそうです。

でも、少しレジュメを作成している時まで遡ってみてください。

それともレポートの作成でしょうか?

そのとき、自分の伝えたいことを客観的に書こうとするあまり、解釈の広さを残したままにしていたのではないでしょうか?

そして、それはレポートだからこそ、ハッキリしている根本原因以外は断定的な表現にせず、後の客観的事実をふまえて新たな解釈が得られるように書いていたはずです。

そう、レポートだから、なんですよね。

レジュメにする場合、紙面が限られていたり、条件があるわけですから、そのなかで最大限に自らが伝えたいことを選択しなけばならないんですよね。

ですが、実際はどうでしょう?

レポートの直しをバイザーとギリギリまでやって、レジュメはレポートの切り貼りになっていませんか?

それでは、せっかくの校内発表、セミナー時に伝えたいことが伝わらず、ひいては関わらせていただいた患者さん、利用者さんを誤解されてしまったままになるのではないでしょうか?

それは、意図するところでも、本意でもないですよね。

■ノウハウをちょっと
さて、ではどうするか。

最初に対処法を言ってしまってもいるのですが、言葉を選ぶということです。

言葉を大切にするということを、臨床実習中でしかも極限状態にあるアナタに求めたい。

僕は常々、文系、理系という括りは如何なものかとおもっています。

しかも、作業療法のみならず医療系のほとんどは、云ってみれば文系の要素が非常に強いとおもっています。

理系の人は総じて文章の読解力があるのではないでしょうか?

自らの考えを、論理的に、しかも他の解釈を許さない根拠ある展開。

それをしているんですから。

さて、ノウハウと謳っているものの、言葉を選ぶには語彙力が必要。

語彙力を高めるためには、より多くの文章に触れること。

一朝一夕には成らぬものです。

実習が終わりセミナーも終わった方なら、油断せず、臨床に向けて復習なり、国家試験勉強の合間に息抜きで何かを読んでみてはいかがでしょう?

「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士

作業療法塾のテキストが完成しました!
【作業療法学生の虎の巻 臨床実習中の睡眠を一時間増やす方法】


にほんブログ村 資格ブログへ
ランキングに参加中です!

さぁ、現在ランキングは何位?
一位になったら豪華賞品を差し上げちゃいます!応援ヨロシク!

シェアして記事の復習をしよう!

OT塾メルマガで臨床をCHANGE!

臨床実習のネタ帳

脳と学習メカニズムで臨床教育をCHANGE!
 臨床教育には正解はない。脳の生理学と学習メカニズム、マネジメントの概念を取り入れた臨床実習のアドバイズ法を全て公開中!  臨床教育にこそ作業療法を取り入れ、人と生活に根ざした療法士を育てる第一歩をともに踏み出しましょう!

氏名
姓: 名:
メールアドレス

臨床指導の悩みを一言教えてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

主宰 齋藤信

作業療法塾塾長、サイトーゼミ主催、IAIRグランドマネジャー! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。IAIR×作業療法塾として、若手療法士たちの育成に人生の全てを懸けている。 また、サイトーゼミとして、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。