■今日のフィードバック
アナタは、体育会系というと何を思い浮かべますか?
僕なんかは、ついついPT――理学療法士の皆さんを思い浮かべてしまいます。
あとは、気合とか根性とかって感じでしょうか。
もしかして、昭和的発想なのかもしれませんけどね。
ま、それはともかく、ここでは知的、というものがついた体育会系という言葉になっていますね。
でも、ちょっと違います。
「知的」な「体育会系」ではありません。
「知的」の「体育会系」と思ってください。
うん、僕自身も混乱しそうです。
さて、いったい何が違うというのでしょう?
考えてみてくださいね。
■重要なキーワード
さ、この「知的体育会系」という言葉。
実は「知行合一」という言葉に由来します。
真に知ることは必ず実行を伴う。知と行とは表裏一体で別のものではないという説です。
どうです? いろいろと思い当たる節が出てきたのではないでしょうか?
確かに、僕ら療法士は考える人たちです。
ですが、そこに軽やかなフットワークがついてきているでしょうか?
考えるのを先にしておく。
全くそのとおりなのですが、多くの方が陥ることの一つとして、考えるだけ考えて、やらない。
コレです。
4つのリスクと呼ばれているものの最後の一つ。
「とらないことで生じるリスク」と同義の事態ですよね。
あぁ、もっと簡単に言えば、行動しないで生じた不利益ってとこかな。
さて、だとすればどのような状態が望ましいのでしょう?
うん、まぁ、質問するまでもなく「知行同一」。
「考えてから動く」のではなく「動きながら考える」ってのはどうでしょう?
■ノウハウをちょっと
えぇ、それだと医療の現場ではそぐわないという声もあることでしょうね。
リスクマネジメントの観点から言えば、一のリスクに百の対策ってところでしょうから。
ですが、果たしてそれだけでいいのか、という部分なのですよね。
最低限、患者さんや利用者さんに不利益が生じない対策をふまえつつ、行動しないことで生じてしまう不利益を解決できるような実行の伴った知、知識がもてるといい――そう、思いませんか?
◆参考リンク
「知行合一」四字熟語データバンク より
http://www.sanabo.com/words/archives/2001/07/post_184.html
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