■今日のフィードバック
アナタは反射神経とバランス感覚はいいですか?
あぁ、勘違いしないでくださいね。
ここで言っているのは、思考の反射神経とバランス感覚のお話です。
アナタは評価の途中で様々な情報が入ってくるなか、先入観に惑わされたり、一度立てた考察の流れにこだわってしまった経験はありませんか?
そして、そのことが原因で思うようにデイリーノートが書けなかったり、レポートに時間がかかってしまったり、ということはありませんか?
さぁ、どうですか?
■重要なキーワード
まぁ、今回の話題は、みなさんがよく陥りがちな思考の硬直のお話。
先にあげた例のように、人は意外と先入観に惑わされます。
そして、一度立てた自らの論、考察を基幹にして物事を考えようとしてしまいます。
いつだか僕がつぶやいたように、現実を疑うことができないんですね。
別にそれ自体はポジティブに捉えることもできますが、同時にネガティブな要素も持っていますよね。
それと同じように、物事には色々な側面が存在するんです。
そして、それに直面したとき、それに合わせて自らの思考を変化させることのできる『反射神経』と、自分自身の今まで抱いていた現実に固執することなく、われら療法士で云えば、患者さん、利用者さんにとってより良い選択肢を提示することができる『バランス感覚』が必要なのではないでしょうか。
よく、患者さん、利用者さんにとって『一番いい』サービスを提供するという言い方をします。
ですけど、『一番いい』というのはその方が感じることであって、僕らが感じていることではないんですよね。
なので、『より良い』サービスを提供する。
その為には、先に云ったとおり、相手に合わせる――つまり自分の思考が偏ったときに、反射的に偏りを修正しようと働く『反射神経』と、どちらか一方に偏ることなく、真に到達すべきことに向かってより良い選択をしながら進み続ける『バランス感覚』が必要なのではないか、ということです。
■ノウハウをちょっと
さて、とは言っても、ですよね。
学校で習ったとおり、人にはホメオスタシスが働きますよね。
恒常性――つまりは、物事を維持しようとする働き。
そのくせ、新しい刺激がないと、脳はシナプスの形成が単調になってしまう。
変化しようとする力もあるんですよねぇ。
人って、本当に面白く出来上がっているものです。
って、違った!
そんな話をするのではなかった!
ノウハウですよね。
ぶっちゃけ、僕自身もここにノウハウがあるのかどうかはワカリマセン。
ただ一つ――物事には表と裏、正と負、といった表裏一体で存在しているということです。
それを忘れず、常に最低二つの側面で物事を『観る』よう心がけてはいかがでしょう?
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