精神科の患者さんが変わった!身体機能アプローチ法
『精神科作業療法士が身体領域で確実に結果が出せる治療アプローチ』
■結果が出しやすい技術を習得することで「自分が患者さんを良くしている」という実感を持つことが出来るようになれます。
■少なくとも六つの効果的な手技により、頸部、体幹、上肢、下肢に対して結果が出せるようになれます。
■機能的な変化により精神科的なアプローチの効果が変わることが実感出来るようになれます。
■向精神薬の副作用に対してこれまでとは違う視点で考えられるようになれます。
■STがいない現場でも、 嚥下機能や呼吸に対してアプローチできるようになれます。
■精神科の現場で実際に行う際の流れをセッション形式で体験できます。
【 講 義 内 容 】
頸部、上肢、体幹、下肢それぞれの部位で特に結果が出しやすいテクニックを集めて紹介致します。
臨床ですぐに実践出来るテクニックばかりです。
1、頸部:頸長筋テクニック
2、上肢:橈骨頭の脱臼修復テクニック
3、体幹:ポンピングテクニック
4、体幹:大腰筋と腸骨筋間のリリーステクニック
5、下肢:股関節調整テクニック
6、下肢:腓骨のリ・アライメントテクニック
※最後に精神科作業療法セッションで行う場合の流れを体験します。
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橈骨頭の脱臼により前腕の可動性が減少し、その影響が肩関節→体幹背部と悪い連鎖を作り出します。
3、向精神薬副作用による内臓機能の低下に対して:ポンピングテクニック
副作用による便秘は精神科の患者さんにつきもの。腹部の血流を改善することで内蔵の緊張を緩和することができます。また脊柱の可動性やインナーマッスルの活性化につながります。
4、不定愁訴に対して:大腰筋と腸骨筋間のリリーステクニック
人間の土台といわれる骨盤。その内側につく腸腰筋の機能が十分に発揮されないと、立位バランスのみならず、メンタル面へ影響を与えます。
統合失調症の方特有な歩き方の一つの原因は、股関節の老化にあります。股関節の可動性を改善するためのテクニックです。
6、車椅子使用患者さんの下肢の不安定さに対して:腓骨のリ・アライメントテクニック
廃用や老化により、外側下方に腓骨のアライメントが崩れ、脛骨に重心が乗らなくなっています。腓骨を調整することで立位が安定させるテクニックです。
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【 講 習 会 詳 細 】
■対 象 : 精神科領域で働く作業療法士のみ
■定 員 : 40名
■受講料 : 12,800円(税込み)
■講 師 : 齋藤 マコト
・作業療法士
・一般社団法人JIR協会 認定インストラクター
・一般社団法人JIR協会 マネジメント講師
・作業療法塾 塾長
精神科病院にて精神科作業療法を行いながらマネジメントを学び、医療の質向上に対するテクニックを習得。それらを基にした発想から生き残れる療法士になるための提案をする、作業療法塾を開設。週刊メルマガOTサバイバーにて、キツーイ話題を配信中。また、2010年9月に初の著書『作業療法学生の虎の巻』を上梓。精神科の枠にとどまらず、2009年介助法であるHNA法のインストラクター取得。IRAテクニックの習得に励み、2011年JIR協会認定インストラクターとなる。進化と深化を継続中。
■開催日時 : 平成24年11月23日(金) 10時~16時
確実に変化が出せるアプローチを
行えなければならない時代で、


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