From:臨床実習アドバイザー 齋藤 信
みなさん、こんにちは。
臨床実習アドバイザー齋藤信です。
実は、先日マインドマップを学んだ先生から感想が届きました。
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先週まで実施していた臨床実習の実習地訪問で、
マインドマップが活躍しました。
訪問後も学生の思考の方向修正、SVの指導、
双方のコミュニケーションに役立ったようです。
マインドマップ、学んでよかった。
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嬉しいですね。
実は8月6日に行う高速フィードバック術でも、マインドマップの使い方を学習します。
特にフィードバックでどう活用するのかをお見せし、その場ですぐ活用できるようになっていただきます。
お楽しみに!
詳しくはコチラ >>> https://otjyuku.net/post_lp/speedfb/
さてさて、では本題です。
新コラムシリーズ(全14回)!
「こんな臨床実習はイヤだ!」
僕や、臨床実習アドバイザーの面々が直接みたり、体験したり、学生さんから聞き出した実在する変なバイザーたち。
なぜ、そんな脳の機能と真逆なアプローチで臨床実習指導をしようとしているのか?
そんな謎を紐解いていくコラム。
今日の変なバイザーの行動です。
こんな臨床実習はイヤだ! 第十一回!
「喧嘩上等!教員と真っ向勝負!」
あらら……?
なんで喧嘩するんでしょう?
僕にはいまいち理解できないのですが、
何が原因で始めるのですか?
教員の先生にきいたところによれば、
「いや、ウチのやり方でやりますので!」
と言って、全く譲らないそうです。
学生さんの事は無視ですか?
まあ、ね。
信念を持って臨床実習教育をしてくれているならいいですけど、
どうもそうじゃなさそうです。
「なんで◯◯を教えてないの?」
「ウチは◯◯理論でやっているから、他は教えません」
「忙しいなかやってやってるんだから、もっといい学生を回してよね」
オイオイオイ。
いいのか、それで?
確かに臨床実習地を確保するために、学校の先生は毎年四苦八苦。
実習地を選べない現状があるようです。
若い療法士達が実習指導に後ろ向きで、なかなか受けてくれない、なんて声もありました。
忙しいのもわかりますが、学生時代に偉そうにされて、自分に自信を失ったまま臨床に出る。
資格はあれど、結果が出ているかわからないし、説明も自信がない。
そんな若手になってしまいますよね。
でも、だからこそ、教員の先生と密に連絡を取り合い、
その学生さんに合った実習指導を模索しましょうよ。
今日、冒頭で紹介した感想は、
まさにそれを効果的に解決した良い事例報告です。
マインドマップを活用したのですが、
マインドマップには、学生さんとバイザー間の情報の違いを
対比させ、一目でわかる形式にしているんです。
だからこそ、学生さんは次に何をしなければならないのかがわかるし、
バイザーは学生さんが何に悩んでいるのかを把握できます。
また、一つの情報に対するお互いの認識の違いなども明確化されるので、
より相互理解が深まるんです。
そして、そのやり方はバイザーと教員間でも同じ効果を発揮します。
臨床から離れているから、とバイザーに対して引け目を感じる事はありません。
教員は、いわば教育というリハビリを学生に行っている指導のプロです。
バイザーもそこを認め、学生さんの潜在能力を引き出す目的に向かって行動しましょうね。
ということで、今日の変なバイザーは、「喧嘩上等譲らないバイザー」でした。
ちょっとでも心当たりのある方は、気をつけてくださいね!
全ては、学生さんが次世代を担う療法士に成長するため!
そのためにも、今バイザーをしている僕らの世代が変わらなきゃ!
臨床実習は面倒な時間じゃない。
学生さんの未来を作る、奇跡の時間なんです!
そのためにも、僕は走り続けます。
みなさん、一緒に臨床実習を最高の学び場にしてきましょう!
臨床実習アドバイザー(TM) 齋藤 信
追伸
8月6日、臨床実習指導法のエッセンスをギュギュッ!とお伝えする6時間。
「30分で伝わる高速フィードバック術」
~臨床実習アドバイザー入門講座~
日 時 :8月6日(土)10時~16時
受講料 :7,900円+税(返金保証付き)
講 師 :齋藤信 他、臨床実習アドバイザー認定講師
対 象 :理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、その教員や学生
場 所 :東京メディカルスポーツ専門学校
返金保証:講義の内容に不満がある場合は無条件で全額返金いたします。
講義後に事務局までご連絡下さい。
詳 細 :https://otjyuku.net/post_lp/speedfb/
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